宇宙戦艦ヤマト 復活篇 [映画]
「宇宙戦艦ヤマト 復活篇」の公開が今日までだというので、就業時間が過ぎると急いで事務所を飛び出した。
宇宙戦艦ヤマトがテレビ放映されたのが1974年。自分が小学生の頃。
以来、3本のテレビシリーズと4本の劇場版を見続けてきた身としては、今回の映画も見逃すわけにはいかなかったのだが、結局最終日となってしまった。
最初のテレビシリーズから35年。この間、古代進役の富山敬氏や、ヤマトの音楽を長年手がけられた宮川泰氏、「宇宙戦艦ヤマト 完結編」で同じく音楽を担当された羽田健太郎など、多くのヤマトに携わられた方々が他界されており、その月日の長さを思わざるを得ない。
それだけに、今回宇宙戦艦ヤマトが復活したことは嬉しくもあり、一方でこれらの方々が鬼籍に入られた後ではどのような作品となっているのか不安でもあった。
しかし、上映が始まり、「無限に広がる大宇宙・・・」という羽佐間道夫氏のナレーションや「ア~ア~」という懐かしのスキャットを耳にすると、それだけで何だか涙腺がゆるんでしまいそうになった。ああ、ヤマトが還ってきたんだという想いで胸が満たされた。
現在の技術水準を反映して、映像はきれいだった。また、山寺宏一演じるところの古代進も違和感なく受け入れられた。
今回の映画のエンドロールで「復活篇 第一部」とクレジットされていたので、この平成のヤマトがどこまで続くのか分からないけれど、こうなったらとことんつき合うしかないか。
それにしても、最後のカスケード型ブラックホールとの闘いで、第三艦橋が大破し、新キャラの折原真帆が倒れていたけれど、登場したと思ったらもう死んでしまったわけではないんだろうね?柚木凉香さんの声がよかったので、気に入ったキャラだったのだが・・・。
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